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第5回研究会のお知らせ

第5回 哲学相談研究会「哲学プラクティスの倫理」 2019年6月22日(土)13:00-18:00
大阪大学COデザインセンター COデザインスタジオ
 哲学プラクティスとは、哲学的対話や探求を通じて様々な人々に関わっていく営みであり、人を相手にした実践である以上、その活動に参加する人に対する配慮や倫理が求められます。その中でも、欧米では哲学カウンセリングと呼ばれる、人の悩みや苦しみ、ヴァルネラブルな状況にある人との対話や探究が存在しており、近年日本でも、がん患者との哲学対話、精神障がいや生きづらさを抱える人々との哲学カフェ、哲学的当事者研究など、人の苦しみやヴァルネラビリティに関わる対話と探究の活動が少しずつ増えてきています。こうした哲学カウンセリングや人の苦しみやヴァルネラビリティに関わる対話と探究の活動については、参加者への配慮や倫理について考えることが不可欠であり、さもなければ、ヴァルネラブルな状態の人をより傷つけることが起こったり、逆に進行役自身に負担や傷つきが生じたりする可能性があります。
 また、人の苦しみやヴァルネラビリティに関わる対話と探求の活動は、医療者、心理士などの専門家の支援に代わる、あるいはそれを補完する活動として行われる場合もあり、その際には、そうした専門家と哲学プラクティショナーのやるべきことは何が異なるのか、逆に哲学プラクティショナーにできないことは何なのか、医療や支援の専門家とどのような連携を持つべきかということも問題になりえます。 上記のような問題は、国際哲学プラクティス学会では継続的に議論されていましたが、日本でも実践者が増えてきた今、こうした事柄について議論し、実践知を共有する場が必要であると感じ、「哲学プラクティスの倫理」についての研究会を開催することにしました。関心がある方のご参加をお待ちしています。

スピーカー
  研究会の趣旨、問題設定の説明   高橋綾
  実践報告者
  永井玲衣「哲学対話に見られるヴァルネラビリティの二つの位相ー傷つきやすさと傷つけやすさ」
  神戸和佳子「学校の授業の中で、ヴァルネラブルな事柄をどこまで対話できるか」
  松川絵里「うつ病支援施設でヴァルネラブルなテーマについて話し合う?」

※実践報告者から、それぞれの実践で配慮していること、うまくいっていること、困っていること、難しかったことなどを20~3…

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